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インナーフォームについての考え方!

インナーフォームについての考え方!

インナースポンジについては、様々な考え方があると思いますが、1つの考え方として読んで頂ければ幸いです!

外径~硬さにより、様々な特性を出す事が出来るインナースポンジ!
Compare Inner foams

RCロッククローラーに限ってのことではないのですが、唯一地表と設置しているのは、タイヤ。そのタイヤを適切な状態をコントロールするのがインナー フォームとなり、そのインナーフォームの硬さや特性次第で、グリップ力、操作性がガラリと変わってきます。インナースポンジは、一見、地味な改造パーツの ように思えますが、非常に重要な役割を果たしている部分だと言う事を頭の片隅に入れておくと良いでしょう!
2ステージ系のインナーフォームのメリットは?:
2つの異なる硬さのインナーフォームを組み合わせているシリーズとなります。外側はつぶれやすく、内側は、つぶれにくくすること で、登板時に主にリアタイヤがつぶれ過ぎになることが無くなり、フロントタイヤをより遠くへひっかけやすくできるというメリットがあります。

硬さについて:
所有のマシンの全重量や使用しているタイヤ、ホイールによりインナースポンジの硬さは、変わってきます。適切なインナースポンジの硬さを割り出すには、実走行を行い、硬さが適切か判断することをお勧め致します。

フロントタイヤ、インナースポンジの硬さ基準:
フロントタイヤは、柔らかければ柔らかいほど、トレースしやすく、柔らかいほうが一般的にグリップ力は増します。ただ、柔らかいとキャンバー走行(横方向)でのタイヤのヨレが頻繁に発生し、トレース性を損なうというデメリットが発生します。フロントタイヤもある程度、つぶれ切る時の硬さと初期の柔らかさが理想的となります。実走行時にチェックしたい点は、フロントタイヤをDIG等でひっかけて登ろうとした際に最初はグリップしているのだが、登ろうとスロットルを開け始めるとタイヤがはじかれる場合は、若干固めと判断して良いと思います。また、キャンバー走行時にタイヤがヨレ過ぎてホイールが地面に接触しそうになるようだと柔らかすぎと判断して差し支えが無いでしょう。

リアタイヤ、インナースポンジの硬さ基準:
リアタイヤも同様、柔らかければ柔らかいほど、トレースしやすく、柔らかいほうが一般的にグリップ力は増します。しかしながら、フロント同様、キャンバー走行時にタイヤのヨレがトレース性を著しく損なう場合もあるかと思います。また、リアタイヤは、つぶれきると結果、フロントタイヤを遠くまでリーチすることが出来なく、より難しいラインで勝負しなくてはいけなくなることも考えられます。リアタイヤもフロント同様、表面は、柔らかく、つぶれるにつれ、硬くなり、つぶれ切らない方が全体的なバランスを考えると理想的となるでしょう。また、適切な硬さかの判断は難しく、走行時にリアの跳ねがきになる、跳ねすぎる場合は、一般的にインナースポンジが硬すぎると判断しても良いと思います。

インナースポンジの硬さ調整:
 インナースポンジの硬さを柔らかくしたり、硬くする場合は、スポンジ自体の「気泡」が出来るだけつぶれない状態でセッティングを出す事をお勧めします。というのも、ぎゅうぎゅう押し込んで入れたインナースポンジは、もやはスポンジの特性ではなくなっていると考えても良いと思うからです。

インナースポンジを柔らかくしたい場合:
インナースポンジを縦にカットする方法が良いでしょう。縦に5mm~1cm程度カットするだけで別物と思えるほど硬さが変わります。

インナースポンジを硬くしたい場合:
追加でインナースポンジを入れることになります。ディスク状のもので幅を足したり、リング状のもので外径を増すことで硬さを硬くしていくことが出来るでしょう!

新しいインナーフォームと使用済みのインナーフォームは、同じインナーフォームでもこれだけ硬さが変わってきます。なじんだ状態、新品の状態は、必ずしも同一の硬さではないことも考慮し、セッティングして見ましょう!
Compare New and used inner foams


Crawler InNovation Closed Cells - 使用インプレッション -

Crawler Innovationから新しいインナーフォームであるClosed Cells[クローズドセル]がリリースされ、さらにセッティング幅が広がったといっても過言ではないでしょう!
Cralwer InNovation Double Deuce Closed Cells Foams

最大の特徴は、スポンジというより、モールドインナーっぽい材質を採用しており、非常に軽量、使用するとなじみやすい、サイドウォールの保持力が非常に優秀であることではないでしょうか。

また、現在、人気が急上昇?しているLosi ボスクローに代表されるピンタイヤでの使用でメリットを発揮しやすく、「全体的には固めのインナーだが表面だけは柔らかい」みたいな感じのインナーフォームをいとも簡単に作り出すことができるのも特徴ではないでしょうか。

フロントに使用する際には、ドリルで穴をあけ、VPなどのウェイトを挿入するしても安定した保持力を発揮するので使い勝手も良いのです。

以上、Closed Cellについて記載させて頂きました!キャンバー走行時にタイヤのヨレがほぼなくなり、本来こうなってほしかった!というタイヤのつぶれ方を実現するのに一番の近道といっても過言ではないので、是非ともお試しください!




さあ、様々な特性のインナーフォームをフィールドで試し、存分に楽しんで下さい!!

YSS Crawlersでは、世界屈指といっても過言ではないほど、様々なインナーフォームを取りそろえております!是非ともチェックして見て下さい!<ここをクリック!>

YSS Crawlers - Yoshiaki Kataoka筆


この商品は 2011年12月06日(火) に登録されました。

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