キャッスルクリエーションズ製品　ESCの設定項目について！

Castle Creations ESC セッティング項目について！

Castle Creations製ESCを設定する際に知っておく必要のある項目の設定値等をご紹介！



Castle CreationsのESC関連製品の設定について：
クローラー向けとして、ESCを設定する際には、まずは使用するメカ並びにバッテリー等の周辺機器を決定して下さい。

Basicタブ内設定項目について：
初めの項目であるCutoff Voltageは、リポバッテリーを使用するなら、Auto-Lipo、ニッケル水素を使用する場合は、No Cut Off設定となります。

次項にあるAuto-Lipo Volts/Cellと は、セル当たりのカットオフボルテージ設定項目となり、3.2Volts/Cellが妥当です。小型バッテリー等を使用し、限界ぎりぎりまで使用したい場合は、3.0Volts/Cellとなりますが、注意点としては、放電能力の高すぎるモーターとの組み合わせでは、セルをダメ(3.0V以下)にする可能性があることを念頭に設定してみて下さい。

次項のReverse Typeは、Crawler Reverse(瞬時バック)が有効です。

次項のMotor Directionは、モーター回転方向を意味し、回転する方向をESC内で設定することもできますが、モーターの配線を入れ替えることで対処可能です。ブラシモーターの場合は、プラスとマイナスを逆に、ブラシレスモーターの場合は、3本中2本を入れ替えることで逆回転となります。

次項は、Motor Type、ブラシレスモーターを使用する時は必ずBrushlessとし、ブラシモーターを使用する際は、Brushed Reversingとなります。モータータイプを間違えるとモーターやESCの破損につながるので必ず確認後接続～稼働させて下さい。

次項のPower-On Warning Beepとは、電源投入中には、ある一定タイミングで「ピロッ」と鳴るという項目となります。

次項のBrake Amountは、Crawler Reverseに設定した場合には関与しない項目と認識しても良いと思います。

次項であるDrag Brakeは、通常こだわりがない限り最大値である213％がおススメとなります。

Powerタブ内設定項目について：
最初の項目であるMax Forward Powerは、常に100％が適切と思います。また、次項であるMax Reverse Powerは、個々の好みが分かれるところでもございますが、バックする際に「早すぎる！」と感じた方、感じる方は、80％～90％位に設定するのがおススメです。

次項であるPunch Controlは、滑りやすい路面を2WDバギー等で使用するような場合に有効な項目となっており、クローラーでの仕様の際は、0％が最も適した設定と思います。

大まかな設定項目の説明ですが、通常使用するに当たり、必要な項目のセッティングは、行えるのではないでしょうか？もちろん機種により多少違う設定項目も存在します。また、他の項目は、ESCのセッティング(微調整)の項目ばかりになります。ESCのセッティングに挑戦する場合は、キャッスルリンクやフィールドリンクを使用し、複数項目を一挙に変更するのではなく、1項目ごとに設定効果を確認しながら行う事を強くお勧め致します！


さあ、ESCを設定し、適切な設定を行ったマシンでフィールドを存分に楽しんで下さい！！