Axial Honcho RTR 改造～強化！
Axial RacingからリリースされているホンチョRTRは、非常に完成度の高いRCロッククローラーであることは、パッケージングをざっと目を通すだけでもお分かり頂けるだろう。
そのホンチョRTRは、2.4Ghz送受信にAxial AE-2スピードコントローラーを標準装備し、必要にして十分のパフォーマンスを箱から開けて即、味わう事が出来る！
そのホンチョを少々改造～強化してみる！
箱から出した状態！すでに十分カッコいい！
サスペンションのストロークも良い感じ～！
スピードコントローラーは、AE-2とドラッグブレーキなど装備した非常に優秀な製品が既にインストールされている！
ということで、早速、改造を始めます！
１．サーボホーンの交換！
サーボホーンは、Wraith等と同様、プラスチック製が標準装備されている。しかし、ロッククローリングと言う過酷な条件下で走行することを考えると、事前に手を入れておいて損のない部分。早速、フルアルミサーボホーンである、RE HD サーボホーン for フタバを取り付けることにした！
まずは、作業しやすいよう、フロントダンパーを片側のみで十分なので、2mm六角ドライバーを使用し、取り外す！
片側のダンパーを取り外せば、ガバッとサーボ丸見え状態にすることが出来る！
プラスチックでできた純正品に比べ、フルアルミ製のサーボホーンは、心強い味方になるだろう！早速取り付ける！
取り付ける際、特に難しい部分も無く、2mm六角ドライバーと5.5mmボックスレンチがあれば、取り外し可能！更にRE HD サーボホーンを取り付ける際に、クランプ部分には、1.5mm六角ドライバーを使用し、確実に固定！
あとは、取り外したフロントダンパーを取り付け直せば、作業完了！！
これで、サーボホーンの「ナメ」は、相当な事がない限り、起こらないでしょう！
２．BEC電源強化！
標準で搭載されているサーボは、ハイトルクサーボゆえに、スピードコントローラーから供給されている電源(BEC電源)では、サーボ、受信機に必要にして十分の電源供給が為されないケースがあるため、強化することに！
ステアリングサーボに負荷がかかり過ぎると、スピードコントローラーからの電源供給以上の電源を消費し、結果、受信機への電源供給不足に陥り、結果、ノーコンになる。それを解決するため、Castle Creations CC-BEC10Aを装着することにした！
作業スタート！
まずは、バッテリープレートを取り外す作業から始まる！2mm六角ドライバーを使用し、赤い丸の部分のビスを取り外していく！
バッテリープレートが取り外されたら、更にもう2か所のビスを取り外していく！
メカボックスが現れた！更に2本のビスを2mm六角ドライバーで取り外していく！
メカボックスの中身は実にシンプル！小型受信機にライトコントローラーが入っている。
早速、スピードコントローラーのBECコネクターから中央の線(赤色のプラス線)をカッター等を使用し、爪を押し上げ、引きぬく！
シュリンクチューブを使用し、絶縁！
メカボックス内にCCBEC-10Aを入れ、ふたを閉じる！綺麗に収まった～！CCBEC10Aは、受信機の余っているスロットに差し込めばOK。今回の場合は、3ch目があいていたので、3ch目に差し込んだ。
使用するのは、タミヤコネクター！どうしてもCCBEC10Aを取り付ける際、コネクターを切り取り、新しく配線し直す必要があるからだ。
AE-2スピードコントローラーから出ているタミヤコネクターを根元からハサミでカットし、更には、CCBEC10Aのプラス線をスピードコントローラーから出ているプラス線にカッターで四角く窓を開けた部分にハンダ付け！
コネクターの金具を取り付け！シュリンクチューブを通すのを忘れずに！マイナス側も同様、CCBEC10Aのブラック線を取り付ける！
両側のハンダ付け、コネクター圧着が終わったら、コネクターを取り付け！
これで無事、CCBEC10Aの取り付けが完了した！
早速試してみるため、バッテリーを準備！
ハイペリオン 4000mA 2セル リポバッテリーを使用することにした！サーボの動作もサクサク！ただ、注意しなくてはいけない点が１つあります。
CCBEC10Aには、スイッチがありません。バッテリーコネクターを接続したら、即電源ONになります。受信機とサーボの電源は、スピードコントローラーのスイッチにかかわらず、ONになるので、走らせ終わったら、コネクターは必ず抜いて下さいね！
出来あがったホンチョRTR！ワンランク上の耐久性とパフォーマンスを発揮するでしょう！
さあ、フィールドに持ち込み、存分に楽しんで下さい！！
