Axial Racing SCX10 III 製作記 Vol.1![組み立てレビュー]
遂に出ちゃいましたのSCX10のバージョン3!
先日、走破性重視のAxial RacingからリリースされたSCX10 III!2スピードミッション、DIG搭載のある意味、完成領域に達した感で満ち溢れた1台です!
いつ何時も、Axialは期待を裏切らない1台をリリースしています!ということで、こりゃ1台作るしかないでしょうと早速、製作レビューです!
アイテム:
1.早速、作り始めますよぉ!いきなりアクスルケースからってのがテンション上がっていい感じですねぇ!
2.説明書は、英語版ですが、ほぼ英語表記がないのでご安心下さい。図解とパーツ番号とちょっとした注釈は、ねじロック剤やグリスなどですよ!
3.SCX10-IIのAR44アクスルとCapraのCurrie F9アクスルを合体させたような形状のアクスル!流用パーツもたくさんあるでしょうね!
3.ポータル部分のギアは、Capraと同一です!ということは、「
HR オーバードライブ ポータル ギア セット for Axial Capra」が使えるでしょう!
4.ちょっとしたことですが、ここ、間違えないで下さい!フロントアクスル用とリアアクスル用で形状が微妙に違います!ピタッと蓋が閉まらないので気を付けて下さいね!
5.拡大してみるとよくわかります。蓋の上部部分の形状に違いあり!
6.あっという間に前後のアクスルが完成です!特に難しい部分はなく、ポータルの蓋だけ気を付ければOKです!
7.次はダンパーを組み立てて行きますよ!シャフトが入るダブルOリングの部分には、ふたを閉める前にシリコンオイルを数滴入れておくとOリングにダメージを与えることなく、スムーズに作業を進めていく事が出来ますよ。
8.シリコンオイルを入れたら、気泡がなくなるまで待ちましょう!気泡がなくなったら、シャフトを数回上下にストロークさせて更に気泡を完全に抜いていきましょう。
9.アクスルトラス部分がどう見ても?ダンパーの組み立てのためにあるのかって形状だったので試して見ました!良い感じ。気泡抜きも楽々でしたぁ!
10.ダンパーにシリコンオイルを入れました!ストロークさせて戻り具合も均一かチェック!
12.完全に組み上げました!Capraのダンパーと一緒でしょうね!
13.さて、次はトランスミッションに着手!ギアにはグリスを塗りましょう!摩耗度合いが段違いに変わってきますのでお忘れなく!また、この写真、手前のプラスチックのカラー(スペーサー)は、DIGや2スピードミッションを固定したい場合に入れるカラーです。どちらかの機能、両方の機能を働かせないようにする場合に使用します。
14.ギアもたくさんあって、ねじもたくさん、間違えないように組み立てて行きましょう!
15.本物のトランスミッションみたいになってきました!これまたテンション上がるなぁ!
16.左のレバーがDIG用、中央のが2スピードミッション用のレバーです!
17.最後にスリッパー機能のスパーギアを固定するのですが、写真のようにドライバーを使用して強めに固定するとよいでしょう。ここが緩むと走らなくなるので!
18.プチ情報:ピニオンギアは、11T~18Tまでボルトオンで装着可能ですよ!
19.ロッドエンドは、てこの原理でパチンと!まずは、写真のようにグイっと押し付ける!
20.そしてロッドエンドを逆にして再度グイっとやるとスパッと入りますよ!
21.説明書のロッドやロッドエンドは、図解通りに組めるのでわかりやすいですよ!実物大だってのもいい感じ!
22.ロッドエンドをロッドにねじ込む際には写真のように2本のドライバーを使用してくるくる回すと指も痛くならないですよ!
23.原寸大です!定規で図ってみました。いい感じ!
24.と思ったら、68.4㎜のロッドの説明部分だけ現物大じゃないというアメリカンな説明書、勘弁してぇ。
25.でも問題なく、ロッド類が完成です!
26.シャーシ部分を作る工程に入ってまいりました!
27.ステアリングサーボは、「
YSS JXサーボ フルメタル ハイトルクサーボ![46kg][14V仕様]」を使用しました!BEC電源強化ユニットが必要ないバージョンで作ってみたかったので!
28.サーボが四角くてはまり切らなかったのでカット!
29.こちら側もカット!ちょっとカットしすぎた?剛性不足になりそうな?
30.というのは後の祭りなので!きれいに収まりました!
31.シャーシ作りでの注意点!ここのビスの型番が間違えてるぅ!気を付けて下さいね!
32.わかりやすいように赤で修正しました!
33.シャーシ片側が組みあがりましたよ!
34.逆側のダラーフレームを合体させると一気にシャーシ部分がほぼ完成!
35.モーター位置、ステアリングサーボ位置、いい感じですね!
36.ステアリングサーボのサーボホーンもフルメタル製!これはある意味、革命的ですね。落下時にサーボが壊れるとか、ユーザーのせいという。ことか?男らしい選択ですね!
37.バッテリートレーは、2種類のベーストレーに更に2種類の両端トレーを合体させるバッテリートレーになっていて、様々なサイズのバッテリーに対応できるようになっていました!しかもマウント位置も2か所から選べるという至れり尽くせりな!
38.モーターカバー!エンジンだ!こりゃテンション上がるわ!
39.インナーフェンダーも標準で装備!フェンダー部分にLEDライトを仕込めるようになっているんですね!
40.トランスミッション、バッテリー搭載!アクスルが付いて、あとはメカ類ですね!
41.その前にタイヤ!特に難しいこともなく、サクサクと作業が進んでいっていますよ!
42.ジャン!シャーシ完成!メカ類、まだ。よし、先に進めていこう!
43.シャーシ部分もいい感じでメカ類が隠れそうですね。
44.DIGや2スピードミッション用のマイクロサーボを防水仕様の「
YSS Power HD TR-4 マイクロサーボ![防水][2.6㎏][7.4V]」にしました!ボディーリーマーを使用してサーボホーンの穴を大きくしました。
45.2スピードミッション用に取り付け!
46.いい感じで動作しますよ!パワフルで防水、完璧ですね!
47.DIG用のサーボホーンは、こんな感じで加工しました!
48.DIG、2スピードミッション、2つともいい感じで取付完了です!
49.ボディー部分の製作スタート!ロールゲージ!
50.ボディー部分は、小さなねじを多用するので、どれがどのねじだ?と訳が分からなくなる。そんな時は、面倒だけど分類わけしたら作業も早く進みますよ!
51.本日終了、ということで、どのねじがどのねじかわからなくならないようにねじを仮止めしました!
52.ここから塗装を含むボディー製作!マスキング!めんどくさい!いやいや、仕上がりを頭の中で全開に想い、楽しい作業を進めましょう!
53.JEEPのJLをネットで調べると、RUBICONのグレードは、黒色フェンダーとボディーカラーフェンダーが存在するようで。更にボディーカラーも色々ありましたが、YSS Crawlersならオレンジか!ということで、田宮カラーのPSシリーズオレンジで塗装です!
54.いい!数度の重ね塗りで下地無しでオレンジになりました!
55.無我夢中で塗装~マスキング、塗装に重ね塗りと繰り返すと完成しました!笑
56.我ながらいい感じだ!と、自画自賛!オレンジもいい!フェンダー同色もいい!タイヤ、ちょっとでかい、でもよく走るんだろうな!と!
57.美しい仕上がりだ!フェンダーもボディーも同じ色だぞ!
58.ボディーは、結局、内側からオレンジを塗装して、裏打ちとしてブラックを塗装すればフェンダーと同じ色になるだろう!と思って塗装に挑みましたが、見事にボディーの方が暗く仕上がってしまい、テンションガタ落ちを乗り越え、ボディー外塗りを決行!そしたらボディーのポリカ感もなくなり、とっても良い感じに仕上がりましたよ!
59.リア側もいい感じですが、リアウィンドーの気泡がね。これはやっぱり洗剤を吹きかけてから貼って、水分をヘラで取る。といった作業をしないとうまく貼れないのかなと。
60.はい!足上げ!100点!
61.リアフェンダー部分、はい!100点!
62.一通り、走るまで製作しました!作る作業で特に難しい部分もなく、非常にスムーズに各工程を経て、完成した感じです。ボディーの作りも非常によく、ポリカーボネートボディーも捨てたもんじゃないですね!
ひと通りの動作チェック、2速ミッションもDIGもスムーズに動作します。一昔前だとスムーズに動作させるためにはコツが必要でしたが。
また、最近だとプロラインのボディーの完成度が高くなってきたなと感じていたところで、このアキシャルのボディーもいい感じ。肝心な部分は、プラスチックのパーツでディテールアップしているのがポイントなのかも知れませんね!
いずれにしろ、年々、ハイレベルな作りと走りを実現するマシンが続々登場で更に楽しくなって来ています!ぜひとも1台、作ってみて下さいね!
ということで、今回はこの辺で!次は、走らせに行ったらまた報告します!
また、すぐに改造に着手しますよ!
今後とも、ご期待下さいませぇ!
YSS片岡